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新人看護師
明日◯◯さんの採血と血糖値測定があるんですが、採血の血液を使って同時に血糖値も測ることってできるんですか?
ponpoko
できるよ。
採血と同時に血糖測定もできれば患者さんも痛い思いをするのが1回ですむしね。
採血と同時に血糖測定もできれば患者さんも痛い思いをするのが1回ですむしね。
でも、実際にどうやってやるのかイメージしにくいと思いますので、今回は採血と血糖測定を同時にするときに最もおすすめな方法を紹介したいと思います。
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真空管採血と血糖測定を同時に行う方法
いろいろ試してみた結果、おすすめはこの方法。
真空管+翼状針で行うことが前提ですが、周囲を血液で汚染させることもなく安全で楽に血糖測定を同時に行うことができます。
新人看護師
直針じゃダメなんですか?
ponpoko
直針の場合は針刺し事故のリスクが高いからやめたほうがいいよ
ではやり方を見ていきましょう。
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STEP1真空管採血を行う前に血糖測定器の電源を入れて、すぐ測定できる状態にしておきます。
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STEP2採血後、ホルダーから翼状針を外し針捨てボックスに破棄します。
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STEP3ホルダーの先端部分に血液が溜まっているので、血糖測定器のセンサーで吸わせます。
真空管採血のポイント
- 翼状針を外した後にホルダーを上向きにして置かないようにしましょう。血液が画像のように下がってしまい吸いにくくなってしまいます。
- 翼状針の安全装置をしっかりかけるのを忘れないようにしましょう。
- 血糖測定器が上手く吸わない場合は、ホルダーを少し揺らしたり、ホルダーの底を軽く叩いたりすると吸ってくれることもあります。
ponpoko
めっちゃ簡単でしょ?
新人看護師
これなら私でもできそうです
シリンジ採血の場合
新人看護師
でも、シリンジで採血することもあると思うので、そっちのやり方も教えてください
ponpoko
そうだね。
シリンジ採血でいつも行っている看護師さんも多いだろうしね。
シリンジ採血でいつも行っている看護師さんも多いだろうしね。
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STEP1シリンジ採血を行う前に血糖測定器の電源を入れて、すぐに測れる状態にしておきます。
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STEP2採血後、翼状針を外して針捨てボックスに破棄します。
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STEP3
シリンジ内にある血液を血糖測定器に吸わせます。
シリンジの場合のポイント
- 血液をシリンジの先端に少し出すのですが、出す圧の調整が難しい
- あまりありませんが、測定を失敗したとしても血液が残ってる限り再チャレンジできる。
また、血糖測定器のチップの蓋やアルコール綿の袋に垂らして測定する方法もありますが、バッドが血液で汚染したりするので私はあまりおすすめしません。
新人看護師
私は不器用だからシリンジだと血まみれにしちゃいそう…
採血と血糖測定を同時にする場合の注意点
1つだけ注意していただきたいことがあって、この方法は空腹時の血糖測定のみに使ってください。
その理由としては、指先で測定するのと腕からの採血では測定値が異なるためです。
新人看護師
えっ、そうなんですか?
一緒かと思ってました…
一緒かと思ってました…
ponpoko
指先は毛細血管だからブドウ糖が組織に配られている時の血液。逆に静脈はブドウが消費された血液だからだよ
つまり、食後は指先のほうが高くなります。
採血と同時に食後2時間の測定したい場合は、医師に確認したほうがいいです。空腹時なら問題ありません。
まとめ
特に病棟だと朝の採血と血糖値測定を同時にとるときにこの方法が使えます。
同時に行えば看護師も患者さんにとってもメリットしかありません。
教科書にも載ってない臨床ならではなので、ぜひ参考にしてみてください。
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