みなさんどーもponpokoです。
看護師は、1日に何十回もの手洗いと手指消毒を行うため、手荒れが治らないと悩む看護師さん多いですよね。
手荒れしてると、めちゃくちゃストレスになるんですよね。でも、看護師の仕事は続けたいし辞めたくはない。
そんなあなたに、私の手荒れが劇的に改善した対策方法を紹介したいと思います。
Contents
私の手荒れが劇的に改善した対策方法
これから紹介するのは、今まで私が行なってきた手荒れ対策です。人のよって効果があるかないかはわかりません。しかし、これだけは間違いないく言えることが1つあります。それは保湿です。これをしない限り、手荒れから開放されることはないと思ってください。それくらい1番大切なのです。
上記の画像は、私の手荒れが劇的に改善した画像です。親指の付け根あたりが掻き壊してしまっていたのですが、今はスッキリ綺麗になりましたよ。
では、詳しく説明していきましょう。
1回の手洗いに対し、その都度保湿をする
手を洗うことで、皮脂が奪われ乾燥しバリア機能が低下し、勤務中のちょっとした刺激でも炎症を起しやすくなってしまうのです。
このように、保湿しているつもりでも全然少ない看護師が多いです。
基本は、一手洗い一保湿。
めんどうですし、常に手がベタベタする感じが嫌かもしれません。でも、これが手荒れ対策で1番大切なんです。マジで超重要ですから、一手洗い一保湿を頑張ってみてください。
私が使用していた保湿剤は?
私が使用していた保湿剤は、みなさんがよく知っている、ヘパリン類似物質
商品名では、みなさんがよく知っているヒルドイド軟膏と一緒です。
ヘパリン類似物質の効果
- 保湿
- 血行促進
- 抗炎症作用
高い保湿力により肌がしっとりします。私の中ではNO1ですね。
また、ヘパリン類似物質は油性なのですが、ワセリンのようなベタベタ感がないので手軽に使え、本当におすすめです。常にポケットの中に入れ、いつでも使えるように持ち歩いています。
ヘパリン類似物質は基本的に病院での処方になるので、受診する必要がありますが、たまに院外薬局で売っていることがあります。
手荒いの際にしっかり石けん成分を流す。
これ意外と出来ていない看護師多いんです。
通常、手洗いの時間は30秒かけるように推薦されていますが、実際に医療従事者が行っている時間は7~10秒以内が多いようです。
参考サイト衛生的手洗い/健栄製薬
業務に追われて忙しく、手洗いも雑になってしまうのでしょうね。実際に、私自身も10秒も洗っていなかったと思います。
しっかり時間をかけないことで、石けん成分が流れず残ってしまい、手荒れの原因になりかねません。
特に、親指の付け根や手首周囲などは流しが不十分になりやすいので注意が必要。
普段より意識して倍の時間をかけて流してみてください。
手を洗った後の拭き取りが不十分だったり、ペーパータオルでゴシゴシこすってしまうのもNG。手荒れを助長させてしまいますので注意してくださいね。
手洗いで使用する石鹸を変えてみた
私には職場の石鹸が合わず、自分専用の石鹸に変えました。
その石鹸は、ノブ(NOV)です。
皮膚科の先生より、試供品をいただき試してみたのです。使ってみると、職場の石鹸より、肌がカサカサせずにしっとりしている印象でした。
ノブ(NOV)は、デリケートな肌の為の低刺激石鹸。今でも、職場で愛用しています。
手指消毒を非アルコール性に変更した
手指消毒は、基本的にアルコール成分のを使用しますよね。それを手荒れしている部分につけるのは痛いし、しみる。まさに地獄です。
そのため、職場で非アルコール性の消毒を購入してもらいました。
製品名は、ノアテクト。
これを使用してみたところ、手荒れしている部分につけても全くしみませんでした。
ノアテクト以外にも、非アルコール性の消毒剤はあります。コストは高くなりますが、職場に相談して導入を考えてほしいと伝えてみるといいと思います。
ディスポの手袋は長時間つけない
処置の際など手袋を着用しますが、長時間つけていると手袋内で汗をかき皮膚炎の原因になります。
そのため、手を洗いたくないからと手袋は長時間つけないほうがいいです。どうしても、長時間つかなくてはいけない場合は、ワセリンを塗ってから手袋を着用することをおすすめします。
ワセリンを塗ることで、汗を弾いてくれ、皮膚炎の予防になります。
手袋はセンシケアという手袋が1番おすすめです。低刺激で肌に優しく作られており、実際に私も、センシケアばかり使用しています。
手荒れ休暇をもらった。
3年前、両手が腫れあがるほど手荒れがピークで、酷い時期がありました。
職場の理解があってこそなのですが、上司と看護部長と話し、家では家事をしないことを条件に1週間ほど休暇をもらったのです。
実際に休暇を使用することで、手を洗う回数が劇的に減り、皮膚の状態をリセットする期間となりました。
これは、究極の方法だと思ってください。
自宅でも手荒れ対策はしっかり
手荒れをしてしまう原因は仕事だけではありません。自宅でも、食器洗いや洗濯などで刺激になってしまい、手荒れを悪化してしまう場合が多いです。
そのため、家に帰ってからも一行為一保湿これを徹底してください。
寝るときは綿手袋を使用
綿手袋は通気性もよく、保湿効果も期待できます。
しかし、私の場合、綿手袋をつけていると開放感がないためか、寝ている間に外してしまうことが度々ありました。そして、ボリボリと掻いてしまう…
手袋を脱げないように糸で縫い付けたりもしたのですが、無意識のうちにハサミで糸を切っていたことも(笑)
ただ、それでも我慢して使用したときは、朝の手の保湿具合が格別にいいんです。
数枚入って500円くらいで売っているので、是非購入することをおすすめします。
洗い物をするときは使い捨て手袋を使用した
最も手荒れの原因になるのが水仕事ですので、私は使い捨て手袋を購入しました。直接水に触れるわけではないので、手の脂質や水分が奪われにくいです。
ただ、注意したいのが手袋をつけているから安心ではなく、手袋をつけることでの肌への刺激になあることを忘れてはいけません。そのため、洗い物で手が濡れなかったとしても、保湿をしましょう。
手荒れがひどいときには皮膚科を受診する
セルフケアでも改善しなく、痒みや滲出液がでているようであれば絶対に皮膚科に受診しましょう。滲出液が出ていると、とびひになってしまい、他の指まで手荒れの原因になってしまいます。
ここまで悪化すると、ステロイド軟膏や、痒みが強い場合ヒスタミン薬なども併用する場合が多いです。
手を洗う頻度が少ない職場に変えるのも1つの方法
病院であると、手洗い手指消毒は必然的に多くなり避けては通れません。
しかし、看護師の仕事は病院だけではありませんし、手を洗う回数が少なくて済む職場もあります。
例えば、産業看護師は、病院のような肉体労働はありません。デスクワークが多く、企業や工場などは社員の健康管理と急病の応急処置などの仕事になります。
そのため、手を洗う回数も必然的に少なくなり手荒れの改善に期待ができるでしょう。
思い切って、そういった職場に変えるのも1つの方法かと思います。
まとめ
手荒れは、看護師の職業病と言われています。私自身もずっと悩んできました。
対策方法を紹介してきましたが、何度も言うように1番大切なのは保湿です。改善したからと言って、この保湿をサボるとまた手荒れをするの繰り返しになってしまいまうす。私がそうでしたから。
大変かもしれませんが、良くなると本当にストレスから開放されますよ。頑張ってください。
同じように手荒れが治らないと悩んでいる看護師が、少しでも改善すれば幸いです。
ponpokoぽんぽん