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私が患者と信頼関係を築くために学んだ3つのポイント

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患者さんと信頼関係が思うように築けない…口下手だしコミュニケーションも苦手…どうすればいい?

このように悩んでいませんか?

私は看護師として10年以上働く中で多くの患者さんと関わってきました。
そして、患者さんが看護師にどのようなことを求めているのか?それを知ることが信頼関係を築くうえで大切なポイントだと学びました。

別に口下手だってコミュニケーションが苦手だっていいんです。技術が下手だって大丈夫。

これから説明する3つのポイントを意識して関わってみてください。

「◯◯さんが担当で良かった」

「◯◯さんだと、つい言っちゃうのよね」

このような看護師にきっとなれると思いますよ。

患者さんと信頼関係を築くためのポイント

3つのポイント
  • 業務的な関わりをしないこと
  • 患者さんの言えない気持ちをキャッチすること
  • 笑顔を大事にすること

当たり前じゃんと思うかもしれませんが、これが信頼関係を築くうえで大事なポイントになります。

ponpoko
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この3つが全てできてる人は何も言うことありません。でも、1つでも出来ていないと思うのであればこのまま読んでみてください。

では、詳しく説明していきます。

業務的な関わりをしないこと

バイタルを測定し観察項目を確認して自分が知りたい情報がとれたらお終いになっていませんか?

日々の業務が目まぐるしく忙い中、どうしても業務的な対応になってしまいがちです。

気持ちはわかりますが、それでは一方的なコミュニケーションになってしまいますよね。

では、具体的に何をすればいいのか?

  • 患者さんの話しを傾聴する姿勢
  • 日常会話を取り入れてみる

この2つを意識してみましょう。

話しを傾聴する姿勢

例えば、あなたが真面目な話しをしているのに相手がスマホをいじりながら聞いてたらどう思いますか?話す気がなくなりますよね。

患者さんが話しをしている最中に「◯◯さんの検査出し何時だっけ?」「◯◯さんの点滴つなげないとやばい」とつい他のことを考えながら聞いてしまってませんか?

そんな時のあなたの視線や表情などはどうなっているでしょう。たぶん患者さんは「ちゃんと聞いてくれてない」と感じてるかもしれません。

患者さんは看護師のことをよく見ています。

  • 視線の高さを合わせる
  • なるべく正面から話すようにする
  • 相槌をうつ

など「あなたの話しをちゃんと聞いてますよ」という姿勢が大事になります。

ponpoko
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私は患者さんの椅子に座って話したりします。電カルを打ちながらなんてダメですよ。

日常会話を取り入れてみる

業務的な関わりにしないためには日常会話を取り入れてみるのもおすすめです。

「今日は天気がいいですね」「何の本読んでいるんですか?」

たわいもないことを話していると、不思議なくらい患者さんも笑顔になることがあります。

もちろん、そういった話しをしても大丈夫か?状況をわきまえましょう。痛くて辛いときに、天気のことを言われてもイラつくだけですからね。

ponpoko
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私は天気ネタを言いながら窓を開けてさりげなく換気したりします。そうすると「あ〜いい空気」と患者さんが笑ったりしますよ。

とにかく業務的な関わりしかしない看護師を患者さんは求めていません。

患者さんの言えない気持ちをキャッチしよう

患者さんは言いたくても言えないことをよく抱えています。

例えば、「今日の血液検査の結果はどうだったのか?」

本来であれば医師がしっかり説明するべきなのですが、検査するだけして説明していないことありませんか?

患者さんは聞きたいけど医師に言えない、または言いづらそうにしていることって結構あるんです。そんな気持ちをキャッチし、患者さんが知りたいこと聞きたいことを代弁するように看護師から医師に投げかけてみましょう。

髪の毛がベタベタして気持ち悪そうなのに何も言わずに我慢している患者さんがいれば、髪の毛洗いませんか?と声をかけてみましょう。

患者さんの言えない気持ちをキャッチするには、相手をよく観察し何に困っているか?何が苦痛なのか?考えることが大切です。

ponpoko
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患者さんはこれを看護師に求めていることの1つだと私は思います。

笑顔を大事にすること

自慢しているわけではありませんが

「笑顔がいいね。お兄ちゃんの顔を見るとこっちまで元気になるよ」

と、私はよく患者さんに言われます。

TVドラマ白衣の戦士でもこんなことを言っていました。

看護師としては全然ダメでも、笑顔は患者さんを明るくする。それは、看護師にとって1番大事なこと。

それだけ笑顔って人を元気にする力や癒やす効果があります。

「不器用で失敗ばかりするけどいつも笑顔で対応してくれる看護師」

「手際がよくて何でもそつなくこなすが仏頂面の看護師」

あなたは、どちらに看護してもらいたいですか?

忙しく疲れている時などはつい顔に出てしまいます。そんな時は病室に入る前に深呼吸してみてください。それだけで、だいぶ違いますよ。

まとめ

患者さんは多くの不安を抱えながら入院生活を送っているのに「病気を治してもらっている」という気持ちから遠慮して言いたいことも言えずに過ごしていることが多いです。

患者さんは、そんな気持ちをくみ取ってくれる看護師を求めていると10年以上の経験から学びました。

一方的なコミュニケーションで業務的な関わりはせずに笑顔で対応してみてください。

そんな当たり前のことを患者さんは必要としているはずです。

ponpoko(ぽんぽこ)
地方の総合病院で師長をしながら特定看護師としても活躍中 3人の子供のパパ
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